ARTISAN STORY MAISON LANDEMAINE PARIS-TOKYO シェフ・ブーランジェ・石川芳美 ARTISAN STORY MAISON LANDEMAINE PARIS-TOKYO シェフ・ブーランジェ・石川芳美

ひとりの日本人女性が立ち上げた、
パリのブーランジェリー

パリを中心に16店舗を展開している『メゾン・ランドゥメンヌ』は、現地で絶大な人気を誇るブーランジェリー。
そのシェフ・ブーランジェで、オーナーでもあるのが石川芳美さんです。
パートナーのロドルフ・ランドゥメンヌ氏とともに作り上げた店は、ある年のパリのグルメガイドで「今年最高のブーランジェリー」と評されています。
日本でも、麻布台と赤坂に『メゾン・ランドゥメンヌ トーキョー』をオープン。連日行列ができる人気店になっています。

意外なきっかけから渡仏し、
本格的なパン職人の道へ

パン職人の道は、「自ら選んだものではありませんでした」と石川さん。
21歳で結婚した夫が実家の漬物店を継ぐことになり、妻としてサポートするために発酵や乳酸について学んだのがきっかけでした。
そこで、発酵食品のひとつであるパンに出会います。
行動派で探究心旺盛な彼女は、パンの持つ奥深さに目覚め、家業と並行してパン教室やパン屋などを次々と成功させていきました。
そうして多忙を極めるうち、家庭との両立が難しくなり独身に戻ることに。
新しく人生をスタートさせるために、35歳のとき渡仏して改めてパンを学ぶことを決意します。

自分の感覚を大切にする、
パン職人たちの心意気

フランス語もできない状態で、本格的なパン職人の修業に飛び込んだ石川さん。
有名なブーランジェリーで男性顔負けの重労働をこなしながら、フランス式の技術とプロとしての心構えを叩き込まれます。
日本でのパン作りは、分量を厳密に測り、正確な時間で焼き上げることが基本でした。
しかし、フランスの職人たちから教わったのは「頭で考えるな」ということ。
自分の目や手で感じるものを大事にして、どんな条件でも思った通りに作るのが職人というもの――
その仕事ぶりに触れ、「私のパン作りが変わりました」と石川さんは語ります。

大地の恵み豊かな材料と、
100%手作りへのこだわり

ブーランジェリーを訪ねると、フランスの伝統的製法で作るバゲットや、
ひとつずつ手巻きするクロワッサンなどが並び、魅惑的な香りが漂っています。
中でも『デザートハード(TM)』と名付けられたスペシャリテは、人気の高い石川さんのオリジナル。
ハード系のパンにアプリコットやカシス、ストロベリーといったフルーツを練り込み、華やかな香りとみずみずしい甘味を感じられる逸品です。
最高においしいパンのために、小麦粉やバターを厳選し、自家製の天然酵母を毎日種継ぎして育てるなど、材料へのこだわりは相当なもの。
機械に頼らず、100%手作りということも大切なポリシーとなっています。

パンとコーヒー、
2つのおいしさのマリアージュ

一切の妥協がない材料と、磨き上げられた技術で焼かれている数々のパン。
「大地の恵みに感謝してパンを作る」という石川さんの想いは、至福のコーヒーを作り上げるネスプレッソの情熱とも重なります。
パンとコーヒーという2つのおいしさが溶け合うとき、心躍るようなマリアージュが生まれます。

COFFEE & BREAD MARRIAGE
9月のマリアージュ

アルペジオ ×
ポワゼット

Maison Landemaine 麻布台

今月ご紹介したマリアージュのパンを
お買い求めいただけます。

住所/東京都港区麻布台3-1-5
営業時間/7:00~19:30
※ランチ(平日)11:30~L.O.14:00
※ブランチ(土日祝)10:00~L.O.14:30

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